インナーの仕込みが暖かければあとは基本薄手でもOKです。そうは言っても最高気温10度以下になるとなかなかに寒いので、そんな真冬日には薄手素材のニットとオーバーサイズのニットの2枚重ねコーデがおすすめですよ。ゆったりしたニットの袖や襟から入り込む隙間風を、ハイネックのセーターでしっかり防ぎましょう。 　オーバーサイズニットは丸みのあるシルエットより、裾の広がったAラインシルエットで揺れ感があるほうが着膨れた印象になりにくいです。アウターは裏地が暖かいファーやボア素材ならGood。風が強い日は生地密度の細かいメルトン地が隙間風の侵入をしっかり防いでくれます。 　ボトムスは60デニールのタイツ・着圧機能タイツ・裏起毛タイツが暖かいです。ブーツを履けばそのぶん防寒にもなるので、スカートはあえて揺れ感のあるプリーツスカートやサテンスカートでもOKです。 　ダウンコート・ダウンジャケットは間違いなく暖かい。それは誰もが認識していますが、このような暖かいアウターに頼りすぎるとコーデが一気にマンネリ化します。ダウンに合う服を基準に合わせてしまうので、おしゃれさが皆無になりがち。 　だから今年はあえてダウンに頼らない防寒対策を。薄手に見えるけれどしっかり暖かくなるコツはインナーの仕込み次第です。ぜひ、これらのポイントを参考にこの冬を乗り切ってみてくださいね。 【他の記事を読む】⇒シリーズ「失敗しない日常オシャレ」の一覧はこちらへどうぞ ＜文＆イラスト／角佑宇子＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】