夫が不倫相手と別れる現場に呼び出された妻。流血の修羅場の後も悪夢に悩まされ…
夫の顔を殴り飛ばした“元カノ”
悪夢やフラッシュバックに悩まされる
「納得してやり直したはずでした。夫はすっかりいい夫、いい父親の顔を取り戻しています。ただ、私はときどき、夫の元カノに襲われる悪夢を見たり、夫が近所の女性と挨拶しているのを見ただけで、あのころのことがフラッシュバックしてきたりする。
自分の感情がキャパを越えてあふれ出すことがあってつらいです。自分をコントロールできない。かといって、夫にそれを言ったらさすがに責めすぎだろうなとも思うし」
あれからようやく1年がたったばかり。この先、家族で過ごす時間の中で、このつらさが少しは癒えていくのだろうか。ユキさんはそんな「日にち薬」を期待しながら、日々を過ごしているという。
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<文/亀山早苗>
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フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio


