Love

最低な既婚オヤジに、夢中になった20代女性。遊ばれても「初恋だと思い込んで…」

目が覚めて別れを切り出すと即OK

破局「その先輩に『今すぐそんな酷い男とは別れろ!』と言われてハッとしたんです。何だか自分的には恋をしている気になっていたけど、ただいいように使われていただけだと…。  もちろん薄々気づいてはいましたが、初めての男性が最低のヤツって認めるのが怖かったんです…弱いですね。だから変なヤツに付け込まれるんでしょうね…」  そこから、先輩に相談しながら監督とは別れたんだそう。 「『もう、会うのやめませんか?』『うん、いいよ』というあっさりした別れに、一体今まで何だったんだろう?って笑っちゃいましたね…魔法が解けたように、もう2度と会いたいと思いませんでした」  優しく支えてくれた先輩と吉田さんはお付き合いを始め、1年後に結婚する事になりました。 「正直、監督との事がトラウマになり“あぁ、目の前のこの人だけで一生いい…もう他の男の人と付き合いたくない…怖い”という気持ちになり、彼に結婚を急かしちゃいましたね…。  今、思うと本当に何であんな男にハマったんだろう?って思います。いくら私がのぼせていたとはいえ処女にあんな仕打ち無いですよね? でも、まぁそのおかげで今の旦那と結婚できたので良かったですが…きっと一生恨むと思います(笑)」  吉田さんは、今でもTSUTAYAなどのレンタル店で監督のDVDを見かけると舌打ちしてにらみつけてしまうそうです。 <TEXT&イラスト/鈴木詩子> 【他の回を読む】⇒シリーズ「女の人生、悲喜こもごも」の一覧はこちらへ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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