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銭湯の女湯に“危ないマスク姿”の女性が大量発生。真っ赤になって倒れそう!

顔を真っ赤にして、今にも倒れそう!

「それだけコロナを恐れて過剰な対策をしているんだから、湯船や、サウナの密室での会話はもちろん控えるのかな~と思いきや……これがめっちゃくちゃ喋るんですよ(苦笑)。というか、過剰に防衛をしているおばあちゃんたちの方が、なぜかめっちゃ大声でお喋りしてる。 『バッチリ防御しているから、安心!』って思うのかな。それも、サナギのようなターバンをわざわざ口の部分だけ下にずらして、“ノーマスク状態”で大声でしゃべったり、ゲラゲラ笑ったり。え、そのでっかいかたまり、なんのために巻いてるの?! 口も鼻もむき出しじゃん! って。いつも心の中で突っ込んでます」 サウナの写真そのでっかいサナギは飾りもの……? 「そうです、これじゃただの“めっちゃ重い布の塊を無駄に頭に乗せてる集団”になっちゃう(笑)。そして湯船に浸かった、びしょ濡れの2枚マスク使いのおばあちゃんも、すごいんです。電気風呂やジャグジーで寝そべりながらとなりの人と話すとき、濡れたマスクをなぜかおでこまでずり上げちゃう。やはり口元はむき出し。なんかもう、海辺でサングラスを額にずらしてバカンスを楽しんでいるような? 優雅に飛沫を浴びまくっています」 至近距離で誰かと話すときだけ口元をむきだしにするとは。一体何のための過剰防衛なんでしょうか。 「何人かのおばあちゃんが、自分で自分に突っ込みながら『(マスクやタオルをずらす理由は)だって喋りにくいんだも~ん』って言ってましたよ(笑)。……もう笑うしかないです。ほかの利用客は、冷ややかな目で見ています」

適材適所、コロナ禍で続々登場するグッズをうまく駆使して

もはや何のために厳重装備をしているのか分かりませんが、そこには“ある危険性”も伴っています。 「湯船の中で二重にマスクをしたり、顔中をタオルで巻いているおばあちゃんたちを見ていると、みんな顔を真っ赤にして『ふうふう』と息苦しそうにしているんですよ。普通に何もつけない状態でお風呂に入っている人たちと見比べると、その差は一目瞭然です。 汗をダラダラかいて、『いつもよりなんか暑いわあ』『息苦しいけど、汗が出るから効いてる感じ』なんて言いながらサウナでふらついてる。いつか倒れる人が出るんじゃないかと、ひやひやして見ています」 通常マスクをしているだけでも、いつもより余計に汗をかいたり、息苦しさを感じることもありますよね。ただでさえ負荷がかかっている状態なのに、それが灼熱のサウナの中や湯船の中なら、さらにものすごい負荷がかかってしまいそう。 なによりも、サウナの中や湯船に浸かった状態でのこのようなコロナ対策はどれくらい効果があるのか微妙なところ……。ただ体にとって負担になっているなら、まさに本末転倒です。
バスリエ「日本製サウナ専用マスク『37』サウナマスク」

バスリエ「日本製サウナ専用マスク『37』サウナマスク」税込1,980円(画像はバスリエのリリースより)

コロナ下では、安心安全に温浴施設を楽しむための「温浴用マスク」「サウナ専用マスク」なども開発されています。たとえば水に濡らしても一定の通気性を保ち、飛沫を防ぐだけでなく息苦しさを軽減する設計になっているサウナ専用マスクなど、便利そうなアイテムが色々とあるようです。 自己判断で過剰なコロナ対策をするのは、どうしてもリスクが伴います。状況に応じて専用のグッズを駆使して、withコロナ時代の温浴施設でも快適な時間を過ごしたいものですね。 ―シリーズ「新しい生活様式がしんどい」― 【関連記事】⇒なぜ?なごやかなZoom飲みで「友達を失った」女性。ビデオ会議の怖い“落とし穴” 【関連記事】⇒「マスクは“下着”だから外せない」マスク依存の25歳女性が、必死に隠したいもの 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <取材・文&イラスト 赤山ひかる> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
赤山ひかる
奇想天外な体験談、業界の裏話や、社会問題などを取材する女性ライター。週刊誌やWebサイトに寄稿している。元芸能・張り込み班。これまでの累計取材人数は1万人を超える。無類の猫好き。
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