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87歳・団地ひとり暮らしの女性が教える、毎日を楽しく生きるヒント

もっと年をとるのが楽しみ

 私達は、つい、先々のことをあれこれ悩んでしまいます。海外の抗争、コロナ禍、物価高騰、数え上げればきりがありません。しかし87歳の大先輩が言うには「人生どうにかなるもの」。後悔したくないから、やろうと思ったことは「すぐやる課」。「私はあきらめが早いのです」「執着しません」の言葉どおり、美智子さんは今日も颯爽と朝5時に起床し、6時に団地の広場でラジオ体操をし、ウォーキングをしています。 87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし 3年後は90歳の美智子さん。「もう何年かしたらグレイヘアになれるかも」と、変わりゆく自分を想像して、日々を楽しんでいるのです。 <文/森美樹>
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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