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地元で10年結婚できなかった女性が“決意”。「1年で結婚できた」最終手段

こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。 A県の地方都市に住む佐藤恵さん(36歳・銀行勤務・実家暮らし)は、20代から地元で婚活を開始。お見合いや結婚相談所で婚活するも、支離滅裂なことを話す仲人や、ずさんな結婚相談所に振り回されるばかりで、一向に結婚できる気配もないまま30代半ばに。
落ち込む女性

写真はイメージです(以下同じ)

そして、2020年に私のところへ相談にやって来ました。前回に引き続き、今は結婚している恵さんの約10年間にわかる苦労話を通して“地方婚活の実態”をお伝えしていきます。 【前回記事】⇒紹介された仲人さんが…認知症?地方で婚活した36歳女性、苦戦の10年間

4年以上在籍した結婚相談所、お見合い回数はたった4回

恵さんが31歳頃から登録していた“ずさんな結婚相談所”は、知り合いの知り合いである保険屋さんが、サイドビジネスで大手の結婚相談所連盟に加盟して始めた相談所でした。 4年以上も在籍していたのに、たった4回しかお見合いをできていなかった上、自分のプロフィールを見せてもらったことさえなく、何が書かれているか全く知らないと聞いて驚きました。お見合い写真も、実家の玄関先で親に撮ってもらった普段着の写真でした。なぜ仲人が何のアドバイスもしないのか疑問です。 私は、恵さんに提案をしました。 「ちゃんと結婚相談所の写真とプロフィールを作り直せば会える男性も増えるかもしれないし、会員として登録しているなら活用しましょう」 「そういうものなんですね。結婚相談所の人からは写真を持ってきてとしか言われていないですし、私がお見合いした男性の中には免許証の写真をスマホで写した人もいたし自撮りもいたので、そういう写真がダメだとは思ってもいませんでした運転免許証その後、フォトグラファーを探すアワーフォトというサイトから、恵さんの住むA県で出張撮影してくれるカメラマンを探したところ、30代でセンスのいいカメラマンが見つかり素敵な写真が撮れました。 結婚相談所のプロフィール文章も新たに作り、“片手間”結婚相談所の仲人にプロフィールの変更を依頼しました。

写真と自己紹介を変えたら、県内アラフォーNo.1も狙える

全国区の大手結婚相談所は、地方にはあまり会員がいないのです。プロフィールと写真を変えてもあまり会えないかもしれないので、A県が運営する「出会いサポートセンター」という官製の結婚相談所のようなものも活用することにしました。登録料は2年で1万円です。 出会いサポートセンターはプロフィール作成のサポートなどはないため、登録者の紹介文や写真はレベルの低いものが多い印象です。プロに撮ってもらった写真と私が作成したプロフィール文で登録すれば、おそらく恵さんはA県のアラフォー女性の中で一番人気も実現可能だと思ったのです。 「出会いサポートセンターでは『女性は居住地を非公開にしたがる方が多いのですが、それだとマッチングしにくいので公開をお勧めします』と言われました」 登録してすぐに、5~6人の男性から申込がありました。 県のシステムではお見合いができるのは1人だけで同時並行でデートすることができないため、一番年齢が近い2歳年上の男性と会ってみることにしました。お見合いが決まると、恵さんの情報は他の人から閲覧できなくなるそうです。 【関連記事】⇒婚活写真が“幼いおばさん”だった37歳女性。婚活ノウハウを信じたのに 【関連記事】⇒マッチングアプリの女性「残念な写真」図鑑。上から自撮りは“昭和の証拠”
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インパクト強すぎの「仲人おばさん」登場
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