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――ずばり、60代ってどんな感じなんでしょう?
「年を重ねて、特に60歳を過ぎるとけっこう身体に“くる”んですよ(笑)。たとえば、前はそんなになかったのに、お酒を飲んだ翌朝はむくむとか。そういうことはすごく実感するので、ま、大変だなとは思いますけど。
なんでしょう、みなさん、60歳になったら……とか、還暦だからとか心配されますけど。私の場合は、還暦もごく普通に過ぎていった感じです。
単なる通過点というか。あんまり年齢を意識していないんですね。
年齢を考えていないし、たとえば顔がたるむにしても理由があってたるむわけだから、そこを元気にするメイク方法を学んできたのでこわくないんです。
肌や髪が若々しい瑞々しさから遠のいても、メイクやヘアスタイリングでいくらでも元気に素敵に見せられます。だからこわがらないでほしいですね」
――年齢を考えないようにしても、ついつい「もうおばさんだから……」なんて思ってしまうこともあるかと思います。藤原さんはどんな風に年齢を重ねていきたいですか?

「私は昔から、自分のことを“おばさん”と言わないと決めています。
自分で“おばさん”って言ってしまうと何に対してもそれを理由にしてしまうのが好きではありません。『おばさんだから肌の手入れなんかしてもしょうがない』とか、『何も変わらない』とか。でも、それ、本当にそう思ってるの?って思うんですよ。そういうふうに言っておけば、なんとなくうまく行くだろうと思ってるのかな、って少し残念に思いますね。
私は昔の60代のイメージをなくしたくて、“好きなように生きよう”と思っています。昔の60代って、お孫さんを見て、自分のことはあとまわしで……といイメージがあるじゃないですか。それもいいのですが、今は多様性の時代だから、結婚していない人もいるし、今はおひとりの方もいるし、状況は本当にさまざま。
年齢を気にせず、周りを気にせずにファッションでも何でも自由に挑戦して欲しいと思います。これから大人になるみなさんにも、ぜひのびのびとおしゃれを楽しんでいただきたいですね」
<取材・文/みきーる 写真/鈴木大喜>