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罪悪感ゼロで不倫する33歳女性。ある日“奥さんの言葉”を聞いてドン底へ

10代からずっと略奪や不倫を繰り返してきた加奈子さん(仮名)は、都内のIT企業に勤める33歳の女性。友人の彼氏までも平気で奪う行為を繰り返してきた結果、彼女の周りからは次々と人が去っていった。
ベッドにいる女性

写真はイメージです(以下同じ)

「さすがに友達の彼氏を略奪するのはやめよう」と思った加奈子さんだったが……。 【前回記事】⇒「10歳から友達の彼氏を奪って楽しんでた」不倫を繰り返す33歳女性の“闇”

中途入社してきた既婚男性と親密な関係に

「友達の彼氏を奪うのはやめることにしましたが、そのあと、普通に不倫はしてしまいました。相手の男性は同じ会社の同僚です。中途採用でコロナのちょっと前に入社してきた同い年の翔君(仮名)という男子でした」 コロナで会社はほとんどテレワーク。だけど週に1度くらいはミーティングで出社していた。そんな中で、同じ部署の翔さんとはプロジェクト運営を通して親密になっていった。 「ちょうど少し前に私が不倫相手と別れたところだったので、タイミングがよかったんです。彼が既婚者なのは知っていましたが、友達の旦那さんでもないですし、気になりませんでした。コロナでも、会社近くで密かに営業している居酒屋さんやカフェがあったので、出社日はふたりでお酒を飲んで帰るパターンになったんです」

バレたらどうしようという気持ちと、バラしたい欲望

他の会社メンバーの帰宅時刻はまちまち。彼女と翔さんはたまたま同じ沿線のため、ふたりが外で一緒にいても誰も不思議に思わない。ふたりが急接近するのに時間はかからず、3回目のデートでラブホテルへ。筋トレが趣味という逞(たくま)しい翔さんの身体は、加奈子さんの好みでもあった。 男女「子供はまだいないということくらいは聞きましたが、後は詳しいことは聞きませんでした。私、いつもそうなんです。気にならないわけじゃないけど、そもそも既婚者なのをわかってつきあってるわけですから。 一緒にいる時間を最大限楽しもうということだけに気持ちを集中させているというか……恋愛というよりゲーム感覚なのかな。みんなにバレたらどうしようという気持ちと、バラしたいという欲望。そのはざまにプカプカ浮かびながら楽しんでいる感じなんです。今回も最初はそうでした」 彼に執着するつもりもなかった。いい人とかかっこいいなと思っても、それは一時的なこと。どんなタイミングで別れを切り出して、彼の悲しそうに引き止める表情を見てやろうかしらと、どこかイジワルな気持ちをいつも持ち合わせていた。 【前回記事】⇒「10歳から友達の彼氏を奪って楽しんでた」不倫を繰り返す33歳女性の“闇” 【関連記事】⇒占いに月20万円使う39歳女性が、“元彼”を6年間うらみ続ける理由 【関連記事】⇒「10歳下の彼は、300万円振り込んだら消えました」人妻なのに“結婚詐欺”に遭った42歳女性
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彼の兄が自殺。ふたりの不倫関係も終わりを迎えて…
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