元カレの悪口を裏アカに書いたつもりが…“酔っぱらいツイート”で全てを失った女性の後悔
SNSが登場してから数十年。TwitterとFacebookは2008年に日本語版がリリースされ、Instagramは2014年に日本語アカウントができたそうです。すっかり私たちの身近な存在になったSNSですが、SNSでのトラブルや事件はもちろん昔からあったそうで…。今回は実録シリーズ「SNSでの失敗談&SNS上のヤバい人」から、過去の人気記事を再録します(初公開2017年10月8日、情報は掲載当時のものです)。
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酔っ払った時にSNSに余計なことを書いてしまい、次の日自己嫌悪におちいる…ってことは誰しも経験があるはずだと思います。
吉岡悠希さん(仮名・35歳)は、「ツイッター酒乱」を自称するほど、酔った時の書き込みがひどく、トラブルが絶えないのだとか。
「私、SNSに向いてないんだと思います」
そう語るのは、ITエンジニアの吉岡さん。普段は仕事が忙しく、なかなかSNSをチェックできないのに、お酒が入ると寂しくなってついネットばかりしてしまうのだとか。
「酔って記憶をなくしてる間に、普段だったら絶対書かないようなことを、ツイッターに書き込んじゃうんです。気が大きくなっちゃうんでしょうね。
友達のつぶやきに対して、『それって自分は可愛いって意識してないと書けなくない?』とか『忙しいアピールするヒマがあってよかったね』とか、失礼なことばっかり書いちゃうんです」
朝起きたら、友達にブロックされていたこともあるとか。
「いつのまにかフォロワーが減っていると、またやっちゃったんだなーって思います。
仲のいい友達は『こないだ絡(から)まれて鬱陶しかったから、ツイッターブロックしたからね!』と言ってくれるんですが、直接付き合いがない人とはそれきり……」
お酒が入ると、ネット上で攻撃的になってしまうという吉岡さん。SNS上のトラブルが原因で、今まで何度もアカウントを作り直してきたそうです。
そこで、愚痴や悪口を言うための鍵付き裏アカウントを作り、酔った時はそこで言いたい放題言ってストレス発散するようになりました。
しかし、ある日のこと。
「こないだ、2年付き合ってた彼氏に振られたんです。別れてしばらくの間は冷静でいられたんですけど、だんだん1人では抱えきれなくなってきて。
酔った勢いで、ツイッターの鍵アカウントに別れた彼氏への恨み言や愚痴を思いっきり書いたんです」
『モラハラ気質だった』『S美と二股されてた時期がある』『まだ冷蔵庫代を払ってもらってないのに振られた』『漫画を借りパクされた』『たいしてセックス上手くなかった』
などなど、実名を上げて細かいことまで書き散らかして、そのまま寝てしまった吉岡さん。次の日の朝起きて、愕然(がくぜん)としたそうです。

写真はイメージです(以下、同じ)
酔っぱらいツイートで失った友人は数知れず

新しいアカウントにしてもまたやらかしてしまう

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