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専業主婦を夢見る40歳の独身女性、“甘くない現実”を知って反省

仕事、私事、志事

 ちょっと話はそれますが、シゴトには、「仕事」「私事」「志事」があると言われます。 仕事、私事、志事仕事・・・人(会社、上司など)に仕えるシゴト 私事・・・自分のためだけにやっているシゴト 志事・・・信念や志を持ってやるシゴト  私にはゆりあさんがやっている家事は「志事」のように感じました。彼女は、自分よりも家族の幸せで健康な生活のために頑張って日々を過ごしています。  最近は、家事代行サービスを頼む方が増えているので、誰かに頼もうと思ったことはないのか聞いてみましたが、「もし頼むのであればその分だけまたお金がかかるし、それを旦那さんにお金を請求するのは悪いし、それよりも子供が大きくなると本当にお金がかかるから働いてお金を貯めないといけないの。だから今は使いたいとは思わないかな。誰かに頼むお金を子供に使えたら…って思ってしまいます」とのことでした。  これだけ大変なことを毎日しているのに、自分のためにお金を使うことをしない彼女の想いに本当に頭が下がります。

社会には取り残されたくない

社会には取り残されたくない ゆりあさんは最近、家事の合間に自宅でできるパートタイムの仕事を始めました。子供が大きくなるにつれて習い事にお金がかかるようになったことや最近の物価上昇で家計がひっ迫してきていることもそうですが、彼女のある想いがきっかけだったそうです。 「このままだと社会に取り残される気がしてきたんです。子供も、夫も、私が知らないところで成長をしているけど、私はずっと止まったまま。子供が大きくなったとき、私には何が残るのだろうっていう不安がでてきました。だから、少しでもいいから社会と繋がっていたいと思い仕事を探し始めました」  専業主婦を長く続けているということもそうですが、最近は仕事を継続している女性も周囲に多く、そんな想いになりやすいかもしれませんね。
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在宅パートタイム急増中!?
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