美紀さんもたくさんLINEが来るから相手と距離が縮まるとは考えていないし、若干疲れてしまっています。美紀さんに限らず、20代・40代女性の3割以上、30代でも2割弱が、毎日連絡が来ることを「面倒」ととらえているのです。

出典:パートナーエージェント「『交際中の連絡』に関するアンケート調査」
しかし、20代男性の9割以上、30~40代男性の8割以上は毎日連絡が来ることを「嬉しい」と感じているようです。だから、自分がやってもらって嬉しいことを相手にもやってあげているだけなのでしょう。
そういう意味では優しいのかもしれませんが、
その優しさが自分にとってありがたいものではないのならば、ちゃんと言葉にして伝えた方が良いでしょう。
メールやLINEに関する恋愛の悩みが10年で変わった
私が婚活や恋愛の相談業をやりはじめて10年以上が過ぎました。とても不思議なのですが、2010年頃は女性から「男性から連絡が来ない」「返信が遅すぎる」という相談が多く、連絡が多くて困るという声はあまり聞かなかったのです。
当時は「連絡がマメな男がモテる」という恋愛ノウハウも記事もありました。
多分、2010年当時はそうだったのでしょう。その頃はガラケーユーザーの方が多く、連絡手段はメールが中心でした。
ですがその後、徐々に男性から頻繁に連絡が来ることを鬱陶(うっとう)しいと思う女性が増えてきたのです。2012年から一部地下鉄でも携帯電話やスマホが使えるようになり、常にオンラインという状態が当たり前になっていきました。

2015年になると20代30代のスマホ普及率は8割以上になります。徐々に連絡の手段はメールではなくLINEに移行しました。常にオンラインだと気軽に送りやすくなるのでしょう。
LINEは既読がついたりして、前後のやり取りの履歴もスクロールひとつで見れます。女性は既読が付いて返信が来ない男性に追いLINEはしない方が多いのですが、
男性は返信が来ない女性に追いLINEをしてしまうこともあるようです。
これは恋愛観が変わったというより、通信環境が変わった影響のように思います。なぜ男女でこのように影響の出方が分かれたのか、不思議ですね。
多分、今後も男女ともに“理想の連絡頻度”は変化するのでしょう。正解がないからこそ、自分の希望は相手に伝えるようにしたいものです。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
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<取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt