その後、もう会うのはやめようと誓った朝霧さんですが、なんとその後、また電話がかかってきたとか。

「選挙前に知らない番号から電話があり、出ると例の異母姉でした。
用件は、特定の党に投票してほしいとの連絡でした。こちらの迷惑も顧みず、特定の党に投票することを押し付ける口調にウンザリしました。申し訳ないけれど選挙の投票は自分で決めさせてもらうときっぱり断りました」
それ以降、姉からの連絡はパッタリ来なくなったといいます。
「どの宗教を信仰するかは自由ですが、興味のない人を引きずり込むようなしつこい勧誘は、宗教のイメージを悪化させてしまい逆効果だと思います」と語る朝霧さん。
「おかげで、もともと好きではなかった新興宗教への拒否反応が強まってしまいました。自分が信仰しているものが本当に良いと思うなら、別の理由をつけて誘い出したり、無理に押し付けたりする必要はないはず。自分の信仰を堂々と言えないのはおかしいと思います」
宗教勧誘の問題が取りざたされる今日この頃だからこそ、朝霧さんのメッセージが響きます。
―シリーズ「ヤバい家族/義家族で苦労エピソード」―
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<文/塩辛いか乃>
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。
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