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宗教2世の異母姉からある日電話が、“迷惑なお願いごと”にもうウンザリ

 しつこい宗教勧誘は、想像もしないところからやってきます。今回は、会ったことがない異母兄姉と感動の対面のはずが一転、ひどい目にあったエピソードをご紹介します。
異母兄妹がいると知ってワクワク、会ってみたら地獄だった

写真はイメージです。(以下同じ)

 朝霧ゆみさん(35歳・派遣)は、父親が再婚で異母兄姉がいることは知っていたものの、会ったことはなかったそう。けれど、父の死後、相続の手続きで会わなくてはいけないことになりました。

異母兄姉がいると知ってワクワク

「ひとりっ子だったので、血がつながっていて父の面影を残す異母兄姉と会うのは少し楽しみでした。どんな顔をしているのかなぁって」と、少し楽しみにして、その日を迎えました。  兄2人、姉1人のうち、対面したのは姉でした。 異母兄姉がいると知ってワクワク「わたしにとっては“異母兄姉と感動の対面”でした。腹違いの姉は優しく、笑顔で迎えてくれ、楽しく食事をしました。会えたことに感動していました。亡くなった父にそっくりで、笑顔もそっくり。父が目の前にいるような気持ちになりました。何より、ひとりっ子で兄妹がいないわたしに、いきなり姉ができた気がして、すごく嬉しかったんです」  和やかなムードで、また定期的に会いましょうと言って別れた食事会。しかしその後に、恐ろしいことが朝霧さんを待っていました。

前妻との離婚理由は宗教絡み

「実は父の前妻はある新興宗教に入れ込んでいて、地域のリーダーとして活躍するような大玉だったそうです。その娘である腹違いの姉も宗教2世として活動しているようでした。母から、父と前妻との離婚の原因は宗教絡みだと聞いてはいましたが、わたしにはそんな話を一度もせずに終始和やかだったので安心していました」  新興宗教を熱心に信仰していることは知っていたものの、会ったときにはそんな話は出ず、安心した間宮さんは「信仰は個人の自由で、無理に勧めることはしないんだな」と良いほうに解釈していたそうです。  ですがその後、再会したときにはそうはいかなかった模様。
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“一枚の紙”を渡されてショックを受ける
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