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夫が“エビデンス野郎”で、もうウンザリ!口癖は「データは?」「メリットは?」

 夫婦になると、恋人時代のような甘いやりとりは少なくなるもの。しかし、パートナーは一番身近な相手であるからこそ、心身ともにそばにいてほしいと思う日もあります。
悩む・女性

※イメージです(以下、同じ)

 愛知県在住の近藤圭織さん(仮名・32歳)は、心寂しくなった夜も夫から衝撃的な一言を言われ、つらい気持ちになってしまいました。

互いに「これまで出会ったことがないタイプ」だった

 圭織さんと夫・亮介さん(仮名・33歳)との出会いは、マッチングアプリ。圭織さんは、どこか品のある亮介さんに惹かれていきました。 「なんというか、知性が漂っている感じがしました。話していても、普通の人との会話なら出てこない言葉がたくさん出てきて。語彙力がすごいな、賢いんだな、と自然に尊敬するようになりました」  こういうタイプはこれまで出会ったことがなくて、新鮮。そう感じていたのは、どうやら亮介さんも同じだったよう。 「私は感情が表に出やすいタイプなのですが、夫にとっては、それが新鮮だったみたい。『こんなにも見ていて飽きない人は初めて』と、よく言われました」  何度かデートを重ねた後、亮介さんから告白され、2人は付き合うことに。その後、1年半の交際を経て、トントン拍子で結婚をすることになりました。

結婚して見えた夫の理屈っぽい一面

理屈っぽい男 しかし、結婚後、圭織さんは亮介さんの理屈っぽい一面を知ることになりました。何か話し合いをしようとするたび、亮介さんの口から出るのは「エビデンスやデータはあるの?」という言葉。  例えば、結婚後に香織さんが「帰宅する前に帰りますという連絡を送ってほしい」と伝えると、亮介さんから「そのメリットは何?」との返答が。  そこで「私が安心できる」と香織さんが伝えると、亮介さんは「安心は感情論。帰りますとLINEで打つ時間が無駄。本当に早く帰ってきてほしいなら、その時間要らなくない?」と反論。結局、この件は香織さんが折れることになりました。 「夫は、私がしたいことを伝えても、いつも『メリットはどんなこと?』や『感情は聞いてないんだよ』と言ってきます。感情で物事を決めてきた私にはメリットやエビデンスと言われても、ピンときません」
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普段は優男だけど…
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