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年間150億円を売り上げるシングルマザー社長が語る子育て論「子供を“かわいそう”だと思わないように」

反抗期は大変

学生――子育てが“1番大変だった時期”などはありますか? 金「今考えると、中学生の時は大変でした。反抗期で。とにかく態度が悪いのひと言に尽きます。まともに返事もしない、舌打ちはする、ぷんといなくなる(家の中で)という状態でした。小学生の頃は大変と思う時間もなく、バタバタと流れていったのです。中学校で一度、子供が私立の全寮制に入りました。その頃から少し大人ぶるようになったり、色々なホルモンバランスで今まで抑えていたものが抑えられなくなったりしたんだと思います。 とにかく態度が悪く挨拶もしないという状態で、最初の頃は『その態度はなんや~!』って怒ったりもしていました。とは言え、“反抗期”として受け止めなきゃと思いました。自分の中学生時代を思い出した時に、私も親にツンとしたい時期があったので『似てるな~』と思いましたね。 反抗期は時間が解決すると思ったので、怒って居場所をなくすのではなく受け止めよう、見守ろうと思いました。そしたら、そのうち子供が『反抗期だから』と自分の態度の悪さの言い訳をするようになり、会話が成り立つようになりました。そんな時に、自分のお腹を痛めた子でも、こんなに自我を持つようになるし、自分とは違うんだ。それなら、他人はもっと違うだろう…と学びました。そのように逆に子供に自分が育てられることも多々あります」 【インタビュー第1回】⇒2年で年商150億を達成した女性経営者の生き方「借金して日本に留学しました」 【インタビュー第2回】⇒2年で年商150億円を達成した女性が語る仕事論「“無理”と言われても諦めない」 <取材・文/まなたろう>
まなたろう
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きで資格を取得中。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。
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