お仕事ドラマとしては『魔法のリノベ』(フジテレビ系)もよかった。住宅リノベーションを扱う小さな工務店が舞台だったこともあり、毎話のリノベーション案にワクワクした視聴者も多いはず。何よりエンドロールで、
リノベーション依頼主たちのアフターストーリーを見せる演出が秀逸だったと思います。

(画像:関西テレビ『魔法のリノベ』公式サイトより)
理想の暮らしをイメージしながら、登場人物たちの掛け合いにほっこりと心温まる癒しドラマで、月曜夜10時にぴったり!
波瑠×間宮祥太朗の主演ふたりも安定感のあるコンビでしたが、『鎌倉殿の13人』において、美し過ぎる坊主頭(頭の形がめっちゃきれい)の源頼家役で強烈なインパクトを残した金子大地の出演も印象的。頼家役から打って変わって、元恋人の波瑠を無邪気に傷つけ、失敗も多いがどこか憎めない青年役を演じていたのも筆者が本作に引きこまれたポイントでした。
同じように癒されたという意味では『ユニコーンに乗って』(TBS系)も好き。はじまる前は、イケオジとイケメンとの三角関係の恋愛ドラマかよ! と勝手に決めつけていましたが見事に裏切られました。

(画像:TBSテレビ「火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』」公式サイトより)
教育系スタートアップ企業を舞台に、登場人物たちが世代も性別も関係なく成長していく姿を見せてくれた本作。お仕事ドラマとしては、業界のリアルとは違う…とか、起業はそんなに甘くない…などの厳しい意見も散見されました。ですが
多様化する世の中で、人と人とが学び合い、世代を超えて支え合う姿が爽やかに描かれたドラマに勇気づけられ、元気をもらった人も多いのでは。
個人的には何より西島秀俊が演じた、優しくて真面目で愛くるしい小鳥さんの癒し力がたまらない! あと、コミュ力に難ありの天才エンジニアに海斗(坂東龍汰)が涙ながらに自己の想いを吐露した第8話は号泣ものでした。
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