最後に、賛否を集めながらも個人的に結構楽しめたのが『六本木クラス』(テレビ朝日系)。韓国ドラマとして日本でも大ヒットした『梨泰院クラス(イテウォンクラス)』をリメイクした本作。日本ドラマフリークの筆者としては、物語の面白さは理解しながらもあまり没頭できなかった『梨泰院クラス』を、日本ドラマとして純粋に楽しめたのが何よりよかったです。

(画像:テレビ朝日「木曜ドラマ『六本木クラス』」公式サイトより)
韓国ドラマらしいドロドロした復讐劇に、トレンディドラマのような華やかさもあり、
まさかの竹内涼真×香川照之から醸し出される“池井戸感”もあり。
全10話がほとんどの日本ドラマのなかで、1クールをフルに使った13話でじっくり観られた点もよかったです(といっても、本家は16話ですが)。筆者一押しの若手注目俳優の鈴鹿央士の演技も光っていました。
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まだ夏ドラマの熱も冷めやらぬなかですが、秋の訪れとともにそろそろ秋ドラマも始まります。エンタメの秋といわんばかりに、またもドラマ熱が盛り上がることでしょう!
<文/鈴木まこと(tricle.llc)>
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