あかぬけたいなら、髪の分け目をフンワリさせよ!明日からできる簡単スタイリング
見た目の印象を大きく左右する髪の「分け目」。印象アップのためには、分け目をふんわりと仕上げて頭のシルエットをひし形にさせるのがおすすめというお話をしました。
今回は、ペタンコになりがちな分け目を、ふんわりと見せるためのスタイリング方法をご紹介します。
スタイリング方法というと「朝に鏡の前で何かするのか」と思われると思いますが、まず前夜の仕込みが重要です。
具体的には、お風呂上りに髪を乾かすときです。髪は、乾いていくときに形状が定まっていく性質があります。そのため、夜に間違えた方法で乾かしてしまったあと、翌朝にスタイリングしようとしてもなかなか思い通りにならないのです。
頭頂部の髪を乾かすとき、まず髪を持ち上げて毛流れと逆方向に流し、根元から乾かしていきます。そして、ある程度乾いたら元の毛流れに戻し、上から風をあてて仕上げていくとふんわり&ツヤツヤになります。余計な髪の生え癖がとれて、スタイリングしやすい状態とも言えます。
この前夜の努力があった上で、朝のスタイリングです。もう一度、頭頂部の髪を持ち上げて、髪が毛流れと反対方向に向くように、根元から温風をあてます。
その後、同じ箇所に冷風を4~5秒あててから、髪を元の毛流れに戻し(フワッと置くイメージ)、全体のスタイルを整えます。髪の根元が毛流れと反対方向に立ち上がるので、ボリュームが出やすくなるはずです。これは、温度が上がった後、下がるときに形状が保持されるという髪の性質を利用しています。
これでもペタンコになってしまう場合は、分け目を一直線にするのではなく、ジグザグに分けて、どこに分け目があるのか分からない状態にするのもオススメです。ショートヘア、ボブ、ミディアムヘアくらいの方はぜひ実践してみてください。
セミロング、ロングヘアの場合は髪自体の重さがあるため、そこまでふんわり感をキープできません。加齢に応じて髪が細くなってきたり、量が減ってきたりして分け目が気になる場合には、ロングヘアを短くして、分け目のふんわり感を出しやすくするのも手です。
スタイリグは“前夜の仕込み”が重要
朝は温風→冷風でスタイリング
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