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セックスレス解消に「“夫婦交換”してみよう」と夫。相手を変えたら何が変わるのか|ドラマ『夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~』

「家族のため」と自分に言い聞かせて

志保は「ライターとして取材」という名目を作り出して、見学に行くことをOKする。会を主宰しているのは窪塚祥子(板谷由夏)と洋一郎(平岡祐太)夫妻。この夫婦の妖しげな感じがなかなかいい。現実には、そんな妖艶な夫婦が主宰しているとは限らないけれど。
カップル

写真はイメージです(以下同じ)

最初に見学に行ったときは、夫が祥子とキスをしたのを見て怒りが爆発、途中で帰ってしまった志保だが、夫に懇願されて再度、行ってみる決意をする。それを聞いた夫は大喜びするが、妻としては複雑。だが彼女は「娘のため、浩ちゃんのため、家族のため」と自分に言い聞かせる。その裏には、「知らない世界を見たい」好奇心もあったのだろう。

“交換”を果たし、世界にはまりこんでいく夫婦

ふたりは窪塚夫妻と交換を果たし、無言で家路に着く。帰宅すると浩介は興奮して妻を抱いた。志保は思う。「浩ちゃんが私に欲情してくれた」と。 ここでかすかに悲しいなと感じてしまうのは、やはり女性が受け身になっているがゆえだろうか。 今の時代、女性が夫に「男を感じない」と言い放つケースも増加している。お互いに納得してればセックスレスであっても夫婦の信頼関係が損なわれるわけではない。ただ、「女として見てほしい」妻と、「妻を女として見ることができない」夫とでは、夫婦としての信頼関係にもヒビが入りかねない。欲情イコール愛情ではないのだが、そこをきっちり分けて考えられないのもまた当然なのだろう。 ただ、志保と浩介は、ここから「その世界」にはまりこんでいくらしい。この先が楽しみだ。
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経験者の声「スワッピングしたら、夫が急に家事をし始めた」
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