
恵みの秋のフルーツあんみつ(670円)
くず餅と並んでクラシカルな和菓子と言えば、「あんみつ」。求肥の代わりにくず餅が入っているのが船橋屋流です。
そして定番和菓子のフレームの中で季節感を味わえるのは和菓子の強み。秋の季節には柿やブドウ、栗と栗あんが添えられています。
季節感の演出はいつの時代も変わらない提案。変化の中にも揺るがない姿勢を見せていくことは、和菓子だからこそ心に響く最高のメッセージにつながります。

もちり(450円)
こよみで指名買いするファンも多いのが、「もちり」。発酵小麦澱粉に生クリームや牛乳を合わせて練り上げられた新感覚スイーツで、黒蜜味がリニューアルして期間限定で登場しています。
和菓子のトレンドも他ジャンルと同様に“濃厚さ”が歓迎される傾向にあり、もっちりとした食感も、濃密さを味わう体験とも言えます。
こだわりの食材をシンプルに使いながらも、どこかクセになるような重厚感のある味わいは今後もますます喜ばれることでしょう。