いつもよりも濃いめのメイクで、染めたばかりという金髪を時間をかけてセットし、洋服はお気に入りのミニワンピース。華やかなファッションに身を包み、家を出ようとしたそのときでした。

「準備が終わってから家を出ようとしたら、夫に突然『
着替えてきて』って言われたんです。夜に行くレストランが結構お高めのところだから、もう少し上品な洋服にしてほしいとのことでした」
渋々ロングワンピースに着替え、家を出たという秋華さん。しかし銀座の街についてから、夫に思わぬ一言を告げられます。
「歩いていたら、突然夫に『やっぱり一緒に歩くの恥ずかしいからやめてほしい』って言われたんです。何の話だろうと思っていると、私のギャルメイクが気にくわないようで…」
秋華さんの夫は、銀座の街並みでは少し浮いてしまうほど派手な秋華さんのメイクに苦言を呈してきたといいます。「
洋服を着替えても派手なことに変わりはない、30にもなって恥ずかしい」「
もっと年齢を考えてほしい、若作りが痛いよ」と秋華さんの夫は容赦なく口にします。
「年齢なんて関係なく、好きなものをいつまでも楽しみたかった。だからその場で反論しましたよ、誰にも迷惑かけてないからいいでしょ?って。そしたら夫に『そのままでいたいなら好きにすればいいけど、そんな人とデパートになんて入りたくないし、ディナーも恥ずかしくて行けない。今日のデートは無しね』って言われました」