最後に、と葵さんは言います。

「これまで何度も別れを切りだしてきましたが“俺は変わるから”と言われ、それを信じてきては裏切られた気持ちになってきました。でも裏切られることをわかって選んできたのも私です。その負の連鎖と断ち切るために、先日、こんなLINEを一方的に送りました」
“あなたのこと、一生、許しません。もう二度とあなたを受け入れることがないように”
「LINEを送り、ブロックして削除しました。とくに恋人やパートナー、夫でも、その人自身を信じるのではなく自分が理想とする人物像に期待してしまうのは愚かしいこと。今後は心の底から受け入れ理想を押し付けずその人そのものに信頼できる人と出会いたい」
そう言って、葵さんは前に進もうとしています。
<文/河合桃子>
河合桃子
1977年、東京都生まれ。男性週刊誌の記者をしながら、気になった女性ネタを拾って書いたりしてます。2児を育てるシングルマザーでもあります。