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ソロキャンプ女性の恐怖体験。テントの外から「殺すぞ!」と怒号。その正体は…

「殺すぞ!」との声で目を覚ます

キャンプ場で聞こえた怒号 しかし、突如金田さんに恐怖が襲います。 「これでなんとかぐっすり眠れると思い、目をつぶったとき、いきなりエンジン音のようなものが聞こえてきました。最初は寝れないな~と思っていただけなのですが、徐々に音が近づいてくるのがわかりました」  騒音を我慢していましたが、さらなる出来事が起こります。 「エンジン音が近くで止まったんです。すると、次は誰かが『殺すぞ!』との罵り声をあげ、それ以外の人たちも高揚するように罵倒し始めました。正確には何を言っていたかはわかりませんが、テントの中から聞いた限り、10人以上の怒号が聞こえ、怖くてテントの外に出ることもできませんでした」

暴走族と警察官のやりとりだった

 突然の喧嘩が勃発した原因とは何だったのでしょうか。 「『静かに』と落ち着いた声が聞こえました。おそらく警察官が暴走族を捕まえて交番前で揉めていたのでしょう。警察官が止めに入るような言葉をかけるものの、暴走族は怒りがおさまらず、物を投げたり叩きつけたりするような音も聞こえてきました。  結局、深夜3時ごろまでこの騒ぎは鳴り止むことはなく、恐怖で眠ることはできませんでした。寝不足のまま次の日を迎えることになり、眠気と闘いながらツーリングしたのを覚えています」  ソロキャン中にテントの外から罵声が聞こえるなんて、かなりの恐怖だったはず。今回は防ぎようがないケースだったと思われますが、キャンプ場の立地や口コミはしっかりとチェックしておいたほうが良さそうです。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/Honoka Yamasaki イラスト/カツオ>
山﨑穂花
レズビアン当事者の視点からライターとしてジェンダーやLGBTQ+に関する発信をする傍ら、レズビアンGOGOダンサーとして活動。自身の連載には、レズビアン関連書籍を紹介するnewTOKYOの「私とアナタのための、エンパワ本」、過去の連載にはタイムアウト東京「SEX:私の場合」、manmam「二丁目の性態図鑑」、IRIS「トランスジェンダーとして生きてきた軌跡」がある。また、レズビアンをはじめとしたセクマイ女性に向けた共感型SNS「PIAMY」の広報に携わり、レズビアンコミュニティーに向けた活動を行っている。
Instagram :@honoka_yamasaki
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