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「うちの夫と寝てくれない?」近所のママ友と“夫婦交換”。セックスレス解消の効果はあるか|ドラマ『夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~』

セックスレス夫婦が主人公のドラマ『夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~』(テレビ東京系、水曜深夜0時30分~)でも描かれている、“夫婦交換”=スワッピング。 カップルのマンネリ解消に有効だといいますが、はたしてその効果は……? 夫婦関係についての著書多数で、スワッピングについての取材経験も豊富な、亀山早苗さんが解説します(以下、亀山さんの寄稿)。

お願い。うちの夫と寝てくれない?

「妻だけED」に陥った仁科浩介(千賀健永)は、妻の志保(佐津川愛美)とともに窪塚夫妻と定期的に夫婦交換をすることで、刺激と愛情を取り戻した。 それが友人にも波及していくのが、このドラマの4回目だ。 志保のいちばん親しいママ友・裕子(橋本マナミ)は、資産家の夫と娘、義母と暮らしている。ところが夫は裕子を大事だと言いながら、まったくセックスしようとしない。裕子は自分が愛されていないと感じ、自己肯定感も下がっている。 そんなとき、裕子は志保の自宅に男性(夫婦交換の相手・窪塚)が出入りしているのを見てしまう。志保は観念したようにすべて話すのだが、その後の裕子の言葉がすごかった。 「志保さん、お願い。うちの夫と寝てくれない? 仁科家とうちで夫婦交換してほしいの 驚く志保に、裕子は畳みかける。 「志保さんはいいよ、愛されているから。私は愛されてないの。私だって愛されたい。だから方法はこれしかないの」 お願いお願い、一生のお願いと頭を下げる裕子。志保は気持ちがわかるだけに困り果てて夫の浩介に相談。夫婦と裕子は話を合わせ、裕子の家で4人で食事をする日をもうけるのだが……。

人知れず夫婦交換している夫婦は実際にいる

ひそかに夫婦交換をしている人たちは少なからずいる。今はネットで相手夫婦を探すことも可能だが、やはり力強いのは口コミ。蛇の道は蛇、一度でもそういうパーティに出席すれば情報はいくらでも入ってくる。 もちろん、人に知られたときにどう思われるか、世間体はみんな考えているので、「同好の士」から個人情報が他の世界に漏れる気遣いは少ない。 「うちはたまたまそう遠くないところに仲間がいたんです」 そう言うのは、ミツコさん(仮名・47歳)だ。4年ほど前、夫の浮気が発覚したとき、「私にも浮気させて」と言った
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夫は都内のスワッピングパーティを探し出した
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