Entertainment
Love

セックスレス解消に“夫婦交換”してみた夫婦。妻が夫の相手に殴りかかり…まさかの結末に

セックスレス夫婦が主人公のドラマ『夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~』(テレビ東京系、水曜深夜0時30分~)でも描かれている、夫婦交換=スワッピング。カップルのマンネリ解消に有効という意見もありますが、はたしてその効果は……? 夫婦関係についての著書多数で、スワッピングについての取材経験も豊富な、亀山早苗さんが解説します(以下、亀山さんの寄稿)。 【第1回記事】⇒セックスレス解消に「“夫婦交換”してみよう」と夫。相手を変えたら何が変わるのか|ドラマ『夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~』 【第2回記事】⇒セックスレス解消に“夫婦交換”してみた夫婦。その後に起こった大問題|ドラマ『夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~』

セックスレス夫婦が、情熱的な性を取り戻すまで

ドラマ『夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~』の3回目。夫婦交換が、妻だけEDになってしまった仁科浩介(千賀健永)の“壮大な”計画だったことが明らかになった。志保(佐津川愛美)にすべてを打ち明けたのだ。どうしても志保とできなくなるのが嫌だったこと、志保を愛していること。そのために仕事で知り合った窪塚祥子(板谷由夏)にカウンセリングを受け、窪塚夫婦の主宰するスワッピングクラブに入会したことも。 ただ、さりげなく話をふっても、志保はスワッピングにまったく興味を示さなかったため、強硬な手段に打って出たのだった。 志保は夫の気持ちをしっかり受け止めた。心が行き交ったふたりは、情熱的な性を取り戻す。ふたりだけの秘密を抱えて。そして志保はつぶやく。 「ふたりめができるまでは、この夫婦の冒険を続けてみてもいいのかもしれない

実際にスワッピングしている40代女性の話

繰り返しになるが、スワッピングパーティは若い夫婦より圧倒的に40代後半以降が多い。マンネリ化した夫婦関係を取り戻すのが目的だ。 あるとき、興味深い女性に出会った。仮にマユミさんとする。彼女は40代半ば、会社経営者の夫は10歳年上だった。夫は若いころ一度結婚して離婚、マユミさんとは結婚して8年たっていた。前の結婚で子どものいる夫は、マユミさんとの間に子どもを望まなかった。 「私も仕事をしているから、子どもはいなくてもいいと思っていた。当時、ちょうど責任ある仕事を任され始めたころで、夫も仕事をしている私を応援してくれていました」 マユミさんは生まれながらのクリスチャンで、日曜日には教会へ出かけ、日々、「人の役に立つ生活を送る」のを目標として暮らしていた。仕事とボランティアを両立させるのが大変で、若くして親の介護もしなければならず、「結婚も恋愛も考えたことがなかった」という。 夫となった彼と知り合ったのは30代半ばだった。彼とつきあっていく中で、彼女は初めてデートをする楽しさを知り、ライブで音楽に酔うことを知った。「羽目をはずす」ことをしたことがなかったのだ。 だが、お互い独身でいい年なのに、マユミさんは彼とのセックスを拒んだ。 【関連記事】⇒「レスのくせに」不倫した夫への仕返しに、外で“解消”したら夫婦関係が激変
次のページ 
生まれながらのクリスチャンがなぜスワッピングを?
1
2
3
4
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ