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“とりあえず検索”はNG!悪徳業者にカモにされる「弁護士のまちがった探し方」

被害者が増えているところに、目ざとい広告業者が狙いをつける

なぜそんな、国際ロマンス詐欺の被害者に誤解を与える広告が掲載されるのでしょうか? 「国際ロマンス詐欺被害者の回復を謳う弁護士の、問題のある広告が掲載される要因は3つあります。 1つ目の要因は、SNSやマッチングアプリの出会いが普及し、国際ロマンス詐欺件数が増加し被害額も大きくなっていることです。着手金(編注:弁護士に事件を依頼した段階で支払う金額。事件の結果に関係なく、返還されない)は被害額に対して2~3%と謳う弁護士が多いですが、いざ委任契約となると色々理由を付けて5~10%とする場合もあります。 いずれにせよ被害額に対する割合で着手金額を決めるので、被害額が大きければ着手金の額も大きくなりやすいのです。 国際ロマンス詐欺被害者の方は弁護士に数十万円の着手金を支払っていることが多いです。被害額が大きい場合は着手金だけで数百万円という場合もあります。

常に簡単に儲かりそうなことを探している広告業者たち

被害者を食い物にしようとするなんて、本当に恐ろしい人たちがいるものです。 暗闇でPCを操作する人「次に、インターネット広告業者との非弁提携は昔からありました。以前は、債務整理や、過払い金請求のリスティング広告を出す業者との非弁提携が問題になっていました。それらが下火になり、新たに着手金が高額になりそうなものに目をつける広告業者がいるのです。 常に簡単に儲かりそうなことを探している広告業者は、国際ロマンス詐欺の非弁提携が下火になったとしても次のビジネスモデルを考えるのではないでしょうか」
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困った時「国際ロマンス詐欺 弁護士」で検索してはいけない
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