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「24時間、LINE相談無料!」の弁護士に連絡してみた結果が怖すぎ。即ブロックした

恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。 SNSやマッチングアプリで知り合った相手からお金を騙し取られるケースが増えています。被害者がお金を取り戻すために弁護士に相談しても、期待通りに回収できないケースが増えているそうです。
頭を抱える女性

写真はイメージです(以下同じ)

相談者はどういうタイミングで、弁護士の対応に疑問を持つのでしょうか。前回に引き続き、東京弁護士会の非弁提携弁護士対策本部に話を聞きました。 「非弁提携弁護士対策本部」は、こうした詐欺や国際ロマンス詐欺(※)被害者の「二次被害」の苦情対応や、被害の拡大防止などに取り組んでいます。(※編注:オンラインで外国人を装って相手に恋愛感情を抱かせ、結婚を匂わせるなどして大金を払わせる詐欺) 【前回記事】⇒“とりあえず検索”はNG!悪徳業者にカモにされる「弁護士のまちがった探し方」

「24時間、LINEで無料相談」の法律事務所。相談してる相手は…

「国際ロマンス詐欺でリスティング広告を出しているような法律事務所は、メールやLINEや電話で無料相談ができることをうたうケースが多いです。24時間、365日対応と書いてあるような弁護士は怪しいと思った方が良いでしょう。ご相談者の方は、弁護士事務所の弁護士に相談しているつもりですが、だいたいは弁護士資格がないスタッフが相談にのります」 弁護士の顔写真もある弁護士事務所に相談しているのだから、弁護士に相談していると思ってしまいますよね。
危ない弁護士のホームページの特徴

画像は筆者作成のイメージです

「法律事務所で働く弁護士資格のないスタッフが相談者にできる行為は、本来は弁護士との取次と受付だけです。スタッフが着手金の話をしたり、被害者の話を聞いて「取り戻せますよ」などと案件の見通しを語ったり、弁護士との委任契約書を交わして数十万円の着手金を受け取ったりしている法律事務所は、問題があると疑われます。 被害者の方は、返金できるような説明を聞いて弁護士に任せたのに何も報告がなく、事件解決のために何も進まず、弁護士に詳細を確認しようと思っても弁護士と連絡が付かずそこで不信感を持つことが多いです。そうして『着手金(※)を無駄に支払ってしまった』という苦情が弁護士会に入ります」(編注:弁護士に事件を依頼した段階で支払う金額。事件の結果に関係なく、返還されない) こうした弁護士に当たらないためには、どうしたらいいのでしょうか?

弁護士事務所に行って、弁護士に直接会って契約するのが理想

「お話ししたようなケースは、LINEや電話やメールで相談ができて、弁護士と会わずにそのまま委任契約書を交わすことがほとんどです。 国際ロマンス詐欺に限らずですが、弁護士トラブルを防ぐために、弁護士事務所に直接行って、弁護士に会って、弁護士から案件の見通しについて説明を受け、契約すれば、弁護士選びのミスは劇的に下がります。 まともな弁護士ならば、依頼人から連絡があれば必ず対応します。 ネットに誇大広告を出す弁護士事務所の場合、『解決にはスピードが重要』などと書き、すぐに弁護士に相談したほうが返金されやすいように感じさせる説明をしているケースもありますが、弁護士と会わずに契約を交わすことが危ないです」 ネットで相談弁護士を探し、会わずにそのまま契約を取り交わすと、問題のある対応をされる確率が跳ね上がるようです。 実際に弁護士に不信感を持ったらどうすればよいのでしょうか。 【関連記事】⇒婚活で“雑に扱われる”30歳女性の悲劇「ホテルに行ったら音信不通」 【関連記事】⇒マッチングアプリの女性「ダメ写真」図鑑。いいねが増えても“結婚が遠のく”一枚とは?
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悪質な場合は、着手金の返金ができることも
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