「バーナム効果」とは誰にでも当てはまるようなことでも、自分もしくは自分の周りの人にしか当てはまらないと思ってしまう心理現象のことです。映画「グレイティストショーマン」の主人公フィニアス・テイラー・バーナムの“we’ve got something for everyone”(誰にでも当てはまる要点というものがある)というセリフに因んで名付けられています。
例えば、誰だって家にいたら、静かになり落ち着くと思いますが、「〇〇さんっていつも元気そうにしているけど、本当は家では割としっぽりタイプでしょ?」と言われたら、“自分のこと”わかってくれてる! と思ってしまいますよね。
こんな一言で一気に関係性が変えられますので、バーナム効果を使えそうな場面を考えてみましょう。
昔も今も、成婚したカップルの出会いの場で多いのが「社内」です。その理由は、毎日顔を合わせることによる「単純接触効果」が含まれています。「単純接触効果」とは文字通り、繰り返し接触をすることで相手に印象を残し好感をもってもらうことです。
1ヶ月に1回6時間一緒にいるよりも、1回1時間を6回繰り返した方が印象が変わってくるとも言われています。デートなら、1日デートよりも短時間のデートを積み重ねることが効果的です。もう少し一緒にいたいというところで終わりにし、次のデートの約束につなげることをオススメします。