
宝塚歌劇団創設者の小林一三翁(宝塚市)
「宝塚は、舞台ごとのカンパニーではなく固定の仲間でずっと回していくことにも特徴があります。
ピラミッド社会に否定的な感覚を持つ人もいるかもしれませんが、立場ごとの役割があって、それをまっとうしてこそひとつの舞台が作り上げられるんです。トップも組長も下の人たちから尊敬されないとなり立たないと思います。
でも物事の受け取りかたは人によります。人の数だけ真実がありますから、本当のことは分かりません。厳しい指導をパワハラと受け取るか、感謝するかはその人次第。
報道を信じるか、信じないかも、その人次第です。ファンの人たちは、自分が見たもの、目で見た舞台を信じていいと思います」(元タカラジェンヌBさん)
大多数のファンは、タカラジェンヌを信じて疑わない。これからも多くの人たちに夢と希望を与え続けて欲しい。現在(1月23日)、文藝春秋に本件の見解を尋ねており、回答があり次第、追記する。
<取材・文/和久井香菜子>