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文春の“宝塚トップスター陰湿いじめ報道”に疑問の声。元タカラジェンヌが語る、記事への違和感

年長者が後輩をサポートする宝塚イズム

 どこからが教育で、どこからパワハラかの解釈は人それぞれだが、真風さんを知る人も信じられないという。いったいどういうことなのか。前出の元タカラジェンヌBさんはこう続けた。 「宝塚歌劇団は、年長者が後輩のサポートし、面倒を見て育てます。だから後輩は年長者に対して憧れや尊敬を抱くし、同じ気持ちで下の子に技術を伝えていきます。そうやって宝塚イズムやスキルが受け継がれていくんです。とても素敵な文化だと思います。トップスターを5年も続けるって、なかなかできることではありません。技術を保ち、人気を落とさずに活躍しているからトップスターを続けられるのではないでしょうか。  メジャーリーグで活躍するプロ選手と同じです。プロ選手もタカラジェンヌになるにも努力と鍛錬が必要ですが、トップになるには、誰もできない努力をしなければたどり着けません。私は外部の人間ですから、詳しい状況は分かりません。もしかしたら、真風さんが自分の尺度で伝えたことが、普通の人には厳しく聞こえ、それが報道につながったのかなとは思います」  昨年末にも、宝塚歌劇団の演出家が新人の団員にセクハラを行っていたと文春が報じている。今回の記事はそれに続くもので、「宝塚に蔓延するハラスメント気質」を印象づける。歌劇団はセクハラ報道については「宝塚歌劇団に関する一部報道について」(2022年12月28日)で一部事実を認めたが、今回の記事に関しては「事実と異なる内容」(2023年1月10日)と完全に否定した。

宝塚ファンの声は…

週刊文春

『週刊文春』2023年1月19日号

 ファンの多くも演出家のセクハラは否定しないが、今回の記事には嫌悪感をあらわにしている。 「パワハラは絶対いけません。でも厳しい指導があったにせよ、記事は悪意を持って誇張しているように感じます。組長さんも一緒になっていじめたという点も引っかかります。組をまとめる役割の組長が、トップ娘役のメンタルを壊すようなことをするでしょうか。下手したら公演に影響が出る可能性だってあります。  組長・副組長は人望と懐の深さがないと務まらないと思いますし、ましてや寿つかささんは組長に就任してから14年にもなるのでとても違和感があります」(30代女性ファン)
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50代、20代ファンの思いも…
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