子どものヘアケア、大丈夫?きれいに伸ばしたいなら、大切にしたい3つのポイント
子どもの髪も“乾かし方”が重要
さて、冒頭にご相談いただいた髪の傷みについてですが、「やはりトリートメントをたくさんつければいい?」とおっしゃる方が多いと感じています。
結論から申し上げると、子どものロングヘアの場合、トリートメントも少しは必要だと思いますが、乾かし方のほうが大事かもしれません。
実際に、髪が傷む原因は人それぞれなので一概には言えませんが、子育ての現場を知る身としては、「子どもの髪をしっかり乾かす」ということは、優先順位が低いのかもしれない、と感じています。
それは、単にお風呂上りが忙しいということもあると思いますし、子どもの細い髪には、より優しいイメージのある「自然乾燥」が適しているようなイメージがあるのではないかと思うのです。
確かに、まだ毛量が少なかったり、短くてすぐに乾いたりするような場合には、ドライヤーは不要かもしれませんが、毛量が増えてきて、しかもロングヘアにしている場合などは、きちんと乾かしてあげないと髪が傷んでしまいます。
決まりがあるわけではないですが、おおよそ60~80℃の温度で、本人が熱がらないか確認しながら、しっかり乾かしてあげるのが良いと私は思います。スペシャルケアとして、最後は冷風で仕上げてあげると、きれいにまとまります。きちんと乾かしておくだけで、翌朝のコンディションが違ってきますので、試してみてくださいね。
トリートメントは毛先だけor耳からしただけで十分
元井里奈
東栄新薬株式会社/取締役。毛髪診断士®/サプリメントアドバイザー/メノポーズ(更年期)カウンセラー。慶應義塾大学卒。髪に悩む女性のためのサプリメント「美ルート」をプロデュース。毛髪、栄養学、女性ホルモンに関する専門知識をもとに、ヘアケアコラムの監修や執筆も行う。2児を育てるワーママでもある。Instagram:@rinam.0922、Twitter:@rinamotoi、ブログ「ワーママ毛髪診断士が教える、35歳から始める育毛・美髪ケア」
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