Beauty
Lifestyle

子どものヘアケア、大丈夫?きれいに伸ばしたいなら、大切にしたい3つのポイント

子どもの髪も“乾かし方”が重要

娘の髪を乾かす  さて、冒頭にご相談いただいた髪の傷みについてですが、「やはりトリートメントをたくさんつければいい?」とおっしゃる方が多いと感じています。  結論から申し上げると、子どものロングヘアの場合、トリートメントも少しは必要だと思いますが、乾かし方のほうが大事かもしれません。  実際に、髪が傷む原因は人それぞれなので一概には言えませんが、子育ての現場を知る身としては、「子どもの髪をしっかり乾かす」ということは、優先順位が低いのかもしれない、と感じています。  それは、単にお風呂上りが忙しいということもあると思いますし、子どもの細い髪には、より優しいイメージのある「自然乾燥」が適しているようなイメージがあるのではないかと思うのです。  確かに、まだ毛量が少なかったり、短くてすぐに乾いたりするような場合には、ドライヤーは不要かもしれませんが、毛量が増えてきて、しかもロングヘアにしている場合などは、きちんと乾かしてあげないと髪が傷んでしまいます。  決まりがあるわけではないですが、おおよそ60~80℃の温度で、本人が熱がらないか確認しながら、しっかり乾かしてあげるのが良いと私は思います。スペシャルケアとして、最後は冷風で仕上げてあげると、きれいにまとまります。きちんと乾かしておくだけで、翌朝のコンディションが違ってきますので、試してみてくださいね。

トリートメントは毛先だけor耳からしただけで十分

冷風で仕上げるとなお良し

冷風で仕上げるとなお良し

 ちなみにトリートメントは、大人も同じですが、頭皮につかないよう、毛先だけ、もしくは耳から下だけで十分です。洗い流す際は、あまり背中や体につかないようにしてあげると、なお良いと思います。  子どもの髪も、伸ばすのであれば、できれば綺麗に伸ばしてあげたいですよね。  我が家では、母親のいきすぎた美髪指導がやや問題になることもありますが、髪の正しい洗い方やケア方法は意外と知らないまま大人になってしまい、トラブルが発生してから初めて学ぶというケースも多いと思います。  お子さんが小さな頃から伝えていっても損はないと思います。 <文/毛髪診断士 元井里奈>
元井里奈
東栄新薬株式会社/取締役。毛髪診断士®/サプリメントアドバイザー/メノポーズ(更年期)カウンセラー。慶應義塾大学卒。髪に悩む女性のためのサプリメント「美ルート」をプロデュース。毛髪、栄養学、女性ホルモンに関する専門知識をもとに、ヘアケアコラムの監修や執筆も行う。2児を育てるワーママでもある。Instagram:@rinam.0922、Twitter:@rinamotoi、ブログ「ワーママ毛髪診断士が教える、35歳から始める育毛・美髪ケア
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ