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「私、なんか老けた…?」40代から気をつけたい、老けて見える髪の“対処法3つ”

 髪によって、人の見た目年齢は大きく変わるもの。
元井里奈(もといりな)

毛髪診断士・元井里奈(もといりな)

 メイクに気合を入れるよりも、服装でばっちりオシャレをするよりも、まずは「老けてみえる髪」を「若く見える髪」へ変えてしまったほうが、断然印象アップにつながるかもしれません。  今回は、老けてみえてしまう髪、「老け髪」への対処方法についてお伝えしていきます。 【前回の記事】⇒40代から気をつけたい。老けて見える髪の“3つの共通点”

“老け髪”って、どんな髪?

 私の考える老け髪とは、ボリュームと艶(つや)が失われ、きちんと整えられていない髪です。  髪は年齢に応じて変化していくものですので、ボリュームと艶を維持するためには毎日のヘアケアの積み重ねが物を言います。  しかし、まずは応急処置として使える小技をご紹介しましょう。

頭頂部のボリュームは“分け目”で工夫を

 最初に、頭頂部のボリュームについてです。  これは、分け目の作り方である程度カバーできます。分け目は普段、同じところで作っている人が多いと思いますが、それを違うところで分けるようにすると、根元が立ち上がりやすくなり、ふんわりとボリュームが出てみえます。  例えばいつもは7:3で分けているとしたら、思い切って8:2くらいのところで髪を分けてみてください。  分け目の取り方をジグザグにするのも有効です。分け目を一直線に作るのではなく、ジグザグにすると、正面から見たときに髪の根元がはっきり見えず、ペタンコな印象ではなくなります。  また、まとめ髪にして、頭頂部の髪をランダムに少しずつ引き出し、ふんわり見せるのもおすすめです。
頭頂部を引き出す

頭頂部の髪を引き出すと…

 ちなみに、最近は分け目をあえてタイトにスタイリングしている素敵な女性も見かけますが、メイクをきちんとしたり、顔周りを華やかにしたりするなど、髪の毛以外での工夫や気遣いも兼ね備えておられると感じます。  毛先についても重さを意識しましょう。毛先に向けて毛束が細くなるようなデザインの場合、オシャレではなく、薄くて弱々しい印象に見えてしまっている可能性があります。ある程度毛先を揃えると、ボリューム感が出ます。
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髪の艶を仕込むのは“夜乾かす時”
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