私はひとりっこで、富山では両親がふたり暮らしでした。3年前に父が他界する前から、私は母に「私は富山に戻れないから千葉にこない? そうしたら一緒に住めるから」と言っていたんです。でも、生まれ育った町で暮らしたいと。それなら、そこで快適に暮らせるようにしてあげたいのですが、今はごみ屋敷寸前。一軒家のどの部屋も足の踏み場もなく、
母は居間のテレビ近くのわずかなスペースにまるまって寝ています。私が帰省しても、荷物を置く場所すらない。

かつて帰省のたびに片づけようとしていたのですが「触るな!」と怒る。もう物忘れが激しくて認知症だと思うのですが、お願いしても病院にすら行かない。だから公的な安価なサポートも受けられない。ときどき電話がかかってきて「年金じゃ足りないから生活費を送って」というんです。
そうそう帰省もできないんです。お金がかかりますから
いや、育ててもらったんだし、生活のサポートしたいですよ。でも正直、千葉の家族を養うので精一杯。母が言うとおりに毎月数万円ずつ送っていたら、これからの人生、どうなるのかと。母が他界したあとまで考えると、計画的にお金を使っていきたいんです。今後、母がどこでどう暮らしていきたいのか、もう母で終わる実家のお墓をどうしたいのか、それ以前に、ごみ屋敷を片付けて私たちが帰省して一緒に過ごすスペースを作るつもりはないのか……。
母の手元にはわずかな年金のみで、貯金がないこともわかっています。保険にも入っていない。だから私がなんとか出してあげたいので、まずは話し合ったり片づけたりしたいのですが、それすら嫌がるんです。電話をしても、会話の途中で切られてしまって、今後の話が全然できないんです。
かといって、私も千葉で仕事と生活がありますから、無計画にしょっちゅう帰省もできない。帰省するなら、家に居場所がないのでホテル代もかかりますしね。片づけの段取りをしてからでないと、そうそう帰省もできないんです。お金がかかりますから。
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