「私が晩御飯の準備していたときでした。うちの娘がお盆にお茶碗やジュースの入ったコップを乗せて、走り回っていたんです。危ないと思って声をかけようとしたら、いとこの小学1年生のお姉ちゃんが、
『ゆっくりしてってばー』『ゆっくりしてていいのにもー』と、にやっと笑いながら言ったんです。どこかで見た光景だなと思いつつ、様子を見守ることにしたのですが……」
衝撃の光景は、まだまだ続きます。

「娘は廊下にペタンと座ってジュースを飲みだしました。すると、従妹の女の子が、
『いつまでもおきゃくさまだね』『はーいそがし、いそがしい』って、今度は自分が見せつけるように動き回って。その動きや表情、嫌味な言葉が、義母そのものでした。そしてこき使われている娘は、きっと私役です」
場面が変わり、今度はいとこの女の子が自分の母親役になりました。
「いとこの子がママ役、そのお兄ちゃんがパパ役。そしてうちの息子はおそらく私の旦那役で、隣にいました。女の子が『ねえ、お父さんも手伝ってよ!』と言うと、
『うっせー、そっちでやってくれよ!』『なんで俺たちがやらないといけないんだよ』と強い言葉で怒鳴りはじめたんです。うちの息子も、つめた~い表情で『そうだよ、それくらいやってくれよ』って……。
これ、まさにお酒が入ったときに、夫と義理の弟がよく言う文句なんですよね。子どもたちは、いったいどこまで見てるのかゾッとしました」
しかし、これだけでは終わりません。