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「母乳じゃないなんて◯◯!」義母の“ありえない一言”に涙が止まらない

「昔だったら非国民」まさかの発言が飛び出す

義母 事態はさらに悪化。息子が生後6ヶ月の時、綾さんは発熱します。熱は39度まで上がり、少しでも早く治さなければと思った綾さんは、息子を抱きながら受診をすることに。 「診断結果は風邪でした。先生からは『薬を飲んで安静にすること。服薬後6時間は薬の成分が残るので心配なら授乳は控えるように』と言われて。ちょうどこれから仕事復帰もあるし、このタイミングで少しずつ母乳とミルクの混合にしていこうかなと粉ミルクを買いました。  そうしたら、私の熱が引いた数日後うちに来た義母が、ミルクの缶を見て『母乳で育てないなんて、あなた昔だったら非国民と呼ばれているわよ』と言い放ったんです。『非国民?』と思いながらもなんだか涙が溢れて止まらなくなってしまって。あの時は姑の前ではじめて泣きましたね」  綾さんの涙にびっくりした義母は、「わ、ごめんなさいね。あなたを泣かせるつもりじゃなかったの」と言って綾さんの背中をさすって謝ったそうです。

今は距離を置いているけど、いずれは…

 そんなことがあってから、綾さんと姑とは距離を置いているといいます。 「今は私もホルモンのバランスが乱れていて、義母の行動や発言に耐えられないと思います。だから、とにかく関係を悪化させないように距離を置いています。あのまま義母の育児論を聞かされていたら、関係性が悪化するだけだと思うので……。  でも、離乳が進んで息子が歩けるようになる頃には、姑とも出産前のように仲良くできると信じています。だって、私の大切な人を育ててくれたのは義母ですから」  最近では「孫育て」を応援するため、ガイドブックや講座を開催している自治体もあるようです。孫育ての基本は「育児のサポーター」として今を昔の子育ての違いを認識しながら、「育児の主役」であるパパやママの話を聞くことだそう。  綾さんの嫁姑関係が修復し、互いを尊重しながら子育てしていけることを願います。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <取材・文/maki イラスト/ただりえこ> 
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