Fashion

なぜか苦手だったカーディガンが「いつも着ていたいアイテム」に変わった瞬間

好きなものを好きなように着られる時間は限られている

 人生においては、不本意ながら、好きでないものを着なくてはいけない場面がたくさんあります。  いつでも好きなものを好きなようには着られるわけではありません。人によっては、着なくてはいけないものを着ている時間のほうが、好きなものを着る時間よりも長い人もいるでしょう。それはそれで仕方のないことです。  しかし同時に、好きなものを好きなように着られる時間というのも限られています。大人になればなるほど、選択肢の幅が狭まり、いつまでも好きなものを着られるわけではないのだということは、ある程度大人になった今、痛切に感じています。 ウールカシミヤの黄色いカーディガン 着せられるのではなく、自分で望んで着るカーディガンがもたらす経験は、きっと素敵な思い出となって、人生を支え続けると確信しています。 ◆カーディガン(筆者私物):TOYOBOSHI <文/小林直子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
小林直子
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。著書『わたし史上最高のおしゃれになる!』など。
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