視界は狭そうなものの、あんずちゃんの目はちゃんと見えており、特別なケアも必要なし。過去には目薬を処方してもらいましたが、ストレスからか食事をしなくなり、嘔吐が見られて入院。内臓の一部が腫れて手術となったため、獣医師と相談し、目薬なしで現状維持ができると判断され、処方はなくなりました。

食欲が落ちてしまった頃
「目ヤニが出やすいですが、自力で取っています。こびりついたものは、コットンをお湯で湿らせて拭きますね」
キャットタワーはあんずちゃんが見えづらそうに感じたため、天井までのステップ型から足場の広い低めのものに変更。

これにより、あんずちゃんは頂上まで登れ、隣接しているコレクションケースの上で誇らしい顔を見せてくれるようになりました。
「初めて猫を迎える方は、目薬などが必要であると荷が重いと感じるかもしれませんが、保護猫を迎えたいと思った時は、声がかかりにくい目の不自由な子のお迎えも頭の片隅に置いてほしい。私はあんずの目はチャームポイントだ、迎えてよかったと心から思っています」

ジャンプが大得意
念願の猫ライフは、想像以上に笑顔溢れるもの。お気に入りのおもちゃを咥えながら持ってきては「ワン!」と犬のように鳴いたり、遊びに夢中になって二足立ちや数歩歩いたりする、あんずちゃんの姿に日々、頬を緩めています。

鏡の中の自分が気になることも
「おもちゃをベッドに持ってきては、一緒に寝ていることもよくあります。あんずはニャーではなく、ワンワンやヤンヤンと言う(笑)。小眼球だからか表情が豊かなので、いろんな写真を撮ってLINEスタンプを作り、家族間で送り合っています」

かわいすぎる二足立ち姿