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ひとりでホテル、どう楽しむ? “おひとりステイ”のプロに聞いてみた

見た目はフレンチ、食べると郷土料理

まろ:漫画にも出てくる「白井屋ホテル」の創作料理も絶品です。
見た目はフレンチなのに、食べると郷土料理。「これで焼きまんじゅうの味なんて、するわけない!」って思う見た目なのに、食べたらちゃんと味がするのが不思議で。食事の見せ方がエンターテイメントで、とてもおもしろいんです。お宿のお食事も、ぜひじっくりひとりで集中して味わってみてください!

ホテルステイは自分の「好き!」をやり尽くせる

――まろさんがホテルに泊まるときのマイルールはありますか? まろ:人がいなくなった夜の館内を「私はこの空間を所有している!」くらいのテンションで姫気分で散歩します。(笑)あとは、部屋で音楽を流して踊ったり、ルームサービスを堪能したり。わざわざ特別なことをするよりも、大きなテレビでNetflixを見たり、お酒を飲んだり、日常の延長線上にあるようなことを楽しんでいます。 ――素敵ですね。改めて“ひとりホテルステイ”の醍醐味を教えてください。 まろ:“ひとりホテルステイ”と聞くとハードルが高いかもしれませんが、カジュアルなホテルにフラッと行くのもありだと思うんです。空間や食事を楽しんだり、歌ったり踊ったり、エクササイズしたり。最近はサウナでホテルを選ぶ方も多いですよね。自分の「好き」をとことんやり尽くせるのが、ひとりホテルステイの良いところ。ぜひ自分だけの「好きポイント」を見つけて、楽しんでほしいです。 【インタビュー前編】⇒SNSで“ひとりホテルステイ”の楽しさを発信したら、まさかの漫画化『おひとりさま。』の魅力とは 【漫画をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます 【まろ】 1992年東京生まれOL。「ひとり時間の楽しさ」を多くの人に伝えたいと、2017年にひとり時間の過ごし方を提案するメディ『おひとりさま。』を設立。Instagramアカウント(@ohitorigram)のフォロワーは5.5万人超。ひとりでこそ行きたいお出かけ情報を日々発信し『Hanako.tokyo』では「ひとりホテルのすゝめ」を連載中。ホテルや飲食店とコラボして“ひとり向けプラン”の企画・プロデュースも手掛ける。 【マキヒロチ】 第46回小学館新人コミック大賞入選。ビッグコミックスピリッツにてデビュー。リアルな人間模様を描いたストーリー漫画から、時計専門漫画、ギャグエッセイなど幅広いジャンルで活動中。著作に『いつかティファニーで朝食を』『創太郎の出張ぼっちめし』(いずれも新潮社刊)『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』『SKETCHY』などがある。 <取材・文/北村有>
北村有
葬儀業界を経て2018年からフリーランス。映画やドラマなどエンタメジャンルを中心に、コラムや取材記事を執筆。菅田将暉が好き。
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