結婚前に同棲するなら、絶対に決めておくべき“たった一つのルール”
同棲すると、男性の結婚への意欲が維持できなくなる理由
お互い別々の環境で育ってきた2人が一緒に暮らすのですから、小さな揉め事はつきものです。結婚した後なら、話し合って解決していこうという方向にいくものですが、お互いの結婚への気持ちに温度差があるカップルの状態では、なかなかうまくいきません。結婚には両家の挨拶や結婚式の準備など、面倒なこと、お金がかかることが待ち受けています。同棲している今が居心地が良いのに、わざわざそんな面倒なことをするためにすぐに結婚する必要はあるのかと感じる男性もいます。
また、同棲期間が長くなるほど、関係もマンネリ化していき、そのタイミングで景子さんの元カレのように、魅力的な女性が他に現れたら、なびいてしまう可能性もあります。居心地の良い関係になればなるほど、マンネリ化のリスクは高くなっていくのです。
打開策は、期間を定めて同棲すること
このようなリスクを踏まえて、私から景子さんに提案したのは「期間を決めて同棲すること」です。結婚前の同棲はおすすめしないと言いつつも、啓介さんも次の結婚は失敗したくないと思っているでしょう。ここで頑なに同棲に反対したら、啓介さんの気持ちが離れてしまうかもしれません。半年など、期間を決めて同棲することで、きちんと相手を見極められますし、一緒に暮らしてどうしても乗り越えられないことが起きたとしても、半年なら無意味に時間を無駄にしたとは思わないでしょう。
20代前半なら、好きというだけで同棲するのも良いでしょう。たとえ3年同棲して、結婚せずに破局したとしてもまだ時間があります。しかし、アラサーやアラフォーになって結婚願望があるのに、何も決めずに同棲を始めるのは危険です。後悔しないためにも、相手を恨まないためにも、同棲するなら期間を決めておくことをおすすめします。
<文/田中亜依>田中亜依
恋愛・婚活コンサルタント、デートコーチ。婚活歴10年、婚活に700万円を投資。マッチングアプリ、結婚相談所、合コンで600人以上の男性と出会い結婚。この経験を生かし、国内最大手結婚相談所にて「また会いたくなるデート方法」などのセミナー講師として活動。Twitter:@date_coach_ai/Instagram:@ai_tanaka1019
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