それもそのはず。ニューシングル「純情ホトトギス」の仕掛け人(作詩・作曲)は、つんく♂。幼い頃から、祖父の影響で演歌に親しんでいたとは言え、原田は、SNSネイティブ世代。同曲のTikTok投稿では、遊び心あふれる振り(ローアングル気味の表情がとにかく色っぽい)で、若いジェネレーションにも演歌の魅力を伝えている。
「偽りのくちびる~最後の恋~」のカップリング曲として「シャ乱Q」の代表曲「シングルベッド」(1994年リリース)をカバーしたのも心憎い。やはり低音の耳障りがよく、フレージングが絶妙。カバーだからこそ、歌詞を読み込む感性も鋭い。
他のカバー曲でも「やっぱ好きやねん」(2022年リリース、1stアルバム『Good Time Music ~POPO WAVES バンド~』収録)なんて、クセ強の天才(怪人?)やしきたかじんの名曲に対するリスペクトと往年の歌謡曲の歌心をちゃんとつかんでいる。