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妻の死は自分のせい?その思いは一生消えない/旅立った『末期ガンでも元気です』作者の夫に聞く

妻は、本当にすごいことをやり遂げたのだな

また、ここで改めて、妻の旅立ちの報告に際し、頂いたお言葉や反響をお伝えできればと思います。優しいお言葉ばかり、たくさん頂戴しました。ひるなまの頑張りを認めていただいている言葉と、1人になった私への心配が主でした。ほんの一部ですが、 「素晴らしい作品を残してくださった」 「奥さんは本当に、よく頑張りましたね」 「絶対に読んでほしい人がいて、本屋をかけずり回って探しました」 「親がガンに罹患してしまい、プレゼントして親子で読みました。今も読んでいます」 「『元気です』を読んで検査に行って、ポリープが見つかりました」 「この漫画を読まなかったら、絶対検査には行かなかった」 「お疲れ出ませんように」「ゆっくり心身を癒してください」 「戦士にも休息が必要です」 「ひるなまさんは、そばにいらっしゃいますよ」 「ご主人が笑っている時は、一緒に笑っていますよ」 本当にたくさんの反響があり、ありがたい思いです。 妻は、本当にすごいことをやり遂げたのだなと、拝読するたび実感しました。また、無理に1人になったと思って自分を追い詰め過ぎず、とりあえずゆるーく生きていこう、生き延びようと思えました。

最後に。これから闘病コミックを読まれる方へ

まずは感謝申し上げます。どなた様も、健康にご留意ください。闘病中の方、本当に本当にお疲れ様です。サポートする方、闘病中の方の日常生活ができる限り保てるよう、ご支援お願いします。皆さんの傍らで本書が一助となれば、夫婦ともども嬉しく思います。 【ひるなまさんインタビュー前編はこちら】⇒「話題のガン闘病漫画、『転んでもタダでは起きるものか!』という思いがあった」 【ひるなまさんインタビュー後編はこちら】⇒末期ガンの38歳BL漫画家、退院した日に観劇へ「推しから生命力をもらった」 <文/ひるなまの夫 構成/望月ふみ>
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