またあっという間に時は過ぎ、そんなAさんたちもいよいよ高校受験。今回も直球ストレートで「みんなはどこを狙ってるの?」などとお構いなしに情報収集。

さんざん情報を集めて気が済むと、用済みとばかりに、さっと返信がなくなりました。しかし、その次は渋谷さんにとばっちりが。
「Aさんのお子さんが私立高校のオープン入試に受かり、その学校の情報を教えて、と突然連絡が来ました。そこは見学には行きましたが、うちの子の学校ではありません。わが家が中学受験をしたので、その高校の情報も知っていると思ったようですが…挨拶もなく『
できるだけ早く返信ちょうだい』と書いてありました」
そのLINEが来たとき、渋谷さんは体調を崩し寝込んでいました。具合が悪いのにぶしつけなLINEが来て、さらに具合が悪くなったと言います。
「体調は悪かったですが、急いでいるようだし、私もさくっとやり取りを終わらせたかったので早めに返信しました。『学校見学の時に高校のことも多少は聞いたけれど、それも数年前のことで変わっているかもしれないし、自分で学校に電話して聞いたほうがいいと思うよ。力になれずにごめんね』と丁寧に返信しました。すると、その後、ありがとうのひとこともなく、どうでもよさそうなスタンプで『ペコリ』と返信が。あまりの失礼さにア然としました」
さすがに怒り心頭となった渋谷さんは、今後は関わらないようにしようと心に誓いました。