――最後に高い化粧水で押し込むんですね。その後はどうすればいいですか?
飯田「化粧水のあとは美容液・乳液で保湿、水分が逃げないように蓋をします。気になる目元は目元専用のクリームを使ってください。乳液は『アンブリオリス』がおすすめです。パリコレの仕事でモデルに教えてもらったのですが、値段もお手頃で保湿力が高いのにベタつかないんです。私もメイク前に使用していますし、全身にも使えます。それとこの時期、マスクで唇が乾燥してるレディが多いですね」

おすすめの乳液「アンブリオリス」
――唇まで保湿、ですね。
飯田「唇が乾燥していると口紅がうまくのらないので、唇もこまめに保湿をしてください。
家のいたるところにリップを置いて『気がついたら塗る!』くらいの気持ちでいてよいと思います。それほど唇は乾燥しやすいですし、もしカサカサになってしまった唇は少量のはちみつにグラニュー糖を混ぜて、お風呂上がりに唇に乗せて指でクルクルして表面のカサカサをティッシュで拭い取りましょう」
――保湿以外でツヤ肌に大事なことがあれば教えてください。
飯田「保湿の次に大事なのがベースメイクです。
私はファンデーションでメイクの80%が決まると思っています。肌作りのコツを掴めば大体成功。まずは、どこにくすみや赤みがあるか自分の顔をよ~く見て、ベースの段階で消していきます。メイクは元々ある影を消して影を作る作業ですからね。私はくすみがあるところを中心にメイキャップベースを塗ります。メイキャップベースはトーンアップするので顔全体にきっちり塗る必要はないのです。
また、「目の下の青グマにはオレンジ」「頬などの赤みや瞼の茶ぐすみにはグリーン」と自分の顔をよく見て、カバーしたい部分にあわせて色を使い分けます。その後に肌色のコンシーラを塗ります。目の周りや小鼻など気になる部分だけに丁寧に塗るのがコツです。L.A. Girl (エルエーガール)のコンシーラーは色数も多くて、私もメイクレッスンでよく使っています。プチプラですが、カバー力があるのでおすすめです」

「L.A. Girl Pro Conceal HD」オレンジは目の下の青グマに

「LA GIRL Pro Conceal – Green Corrector」グリーンは頬などの赤みに