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職場に押しかけてきた“夫の浮気相手”と対決。「あまりに下品なセリフ」に怒りも吹き飛んだ

いびつだけど、話さなくても家庭は成り立つんですよね

 それから1年、いまだ離婚の話し合いすらしていない。夫は今まで通り自宅に帰ってくるし、リカコさんと家事を分担しながら娘の行事につきあっている。だが、リカコさんが夫に話しかけることはない。 険悪なムードのカップル「必要なことは娘を通して、あるいはLINEでやりとりしています。夫はまったく謝らないし、そういう夫を私は受け入れていない。夫が話しかけてきても、私は返事をするだけでそれ以上は口をきかない。いびつだとわかってはいるけど、話さなくても家庭は成り立つんですよね。いちばんの被害者は娘ですね。それはわかっているんだけど……」

不倫問題は「離婚か再構築か」だけではない

 お互いの意地がぶつかりあって、家庭の雰囲気もおかしくなっている。だが修復の糸口がつかめない。不倫問題は、離婚か再構築かの二択で語られがちだが、中途半端なまま日常生活を続けている家庭も少なからずある。  これがどちらに進んでいくかは、夫婦関係以外のところで何かきっかけとなるできごとがあるかどうかによるだろう。たとえば夫か妻の身内に何かが起こるとか、突然、娘が問題行動を起こすとか。大人なのだから、きっかけを待つのではなく、自分たちでなんとか解決を図ったほうが今後のためにもいいはずなのだが……。 【関連記事】⇒妻が夫の浮気を確信する瞬間とは?完璧な結婚生活を壊した“1本のリップ”|ドラマ『夫婦が壊れるとき』 <文/亀山早苗> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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