できるだけ子どもに悟られないように、静かに怒りを伝えましたが、当然そんなことでは気が収まりません。夫が子どもがいる前で告白したことも、確信犯的で許せないと話す町田さん。

「ひどいですよね。
殴りかかりたい衝動に駆られましたが、子どもの前ではできない。それを分かっていて子どもがいる場所で言ったんじゃないかと思うんです。あまりの衝撃で自分の感情が把握できないほどだったのに、何も言えないのをいいことに夫はそのまま何事もなかったように晩ごはんを食べていたのも信じられなかったです」
そのあと何度か機嫌を取ろうと話しかけてきた夫にも、どう返事をして良いかわからず、無視をし続けた町田さん。子どもを寝かしつけた後にじっくり話し合おうと、なんとか平静を装い、子どもを寝かしつけ、いざ夫のいる場所に行くと、さらに衝撃な現実が待っていました。
「何度か『本当に悪かった』『一度だけしか行ってない』とご機嫌を取ってきましたが、子どもが起きている間は発狂できません。なんとか子どもを寝かしつけて、コテンパンに怒ろうと思って夫のところに行くと、なんと夫はもう大いびきをかいて寝ていたんです!」
子どもがいる間に、怒れないように衝撃の告白をし、いざ話し合おうとすると爆睡を決め込む旦那に唖然とした町田さん。
「もう身体中から怒りがこみあげてきました。わたしをここまでひどい気持ちにさせた上に、このスヤスヤと寝ている寝顔。一歩間違えば殺傷沙汰になったのではというくらい怒りに震えました」