こうした工夫により、恋愛モードをとりもどせるカップルもあります。
ただ、こうしてさまざまな工夫をしても、残念ながらなかなか解決に向かわない場合もあります。そのときはもう、勇気を出して一度たずねてみることをおすすめします。責めるのではなく、
「あのね、私、ずっと気になっていることがあるの」
と、あなたが困っているのだということを冷静に、でもしっかりと伝えるのが大事です。

「どうしてこうなっちゃったの!?」
などとヒステリックに責めたりしても、うんざりされたりする―されるだけですから、ここはちゃんと冷静に伝えましょう。
あなたを愛してくれている相手なら、ちゃんとこたえてくれるはずです。こたえてくれないとしたら、それこそもう、あなたとのことをちゃんと考えていない相手なのですから、一緒にいる意味もないのではないでしょうか。
いろいろやってみてもダメなら、聞いてみる。聞きながら、また、いろいろやってみるしかないと思います。とにかく行動を起こすことです。
ただ……
恋愛関係や夫婦関係とは、時に残酷なもの。どんなにがんばっても結末はセックスレスなのかもしれません。男も女も、何年もひとりの人とだけセックスをしつづけて、ときめき続けるというのは、ある意味奇跡なのかもしれません。
たまに、聞きますけどね。何年たってもときめきあい、刺激し合うご夫婦。素敵ですよね。でも本当に稀(まれ)です。

そんな奇跡を夢見ながら、現実を少し変えていこうとがんばりながら、心の折り合いをつけていく。それが恋愛や結婚の行く末なのかもしれませんし、人生なのかもしれません。
あなたの中で、彼といるのがいちばん大事なのか、出産したいのか、ときめきを追いかけたいのか……優先順位をつけることも大事かもしれませんよね。
セックスレスなら子供はできません。どうしても出産したいのに、彼にもうその気がないとしたら、別れて違う誰かの子供を出産するしかありません。最終的には、なにをどう選択していくかを考えましょう。後悔のないようにね。
<文/安藤房子>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】