自分の受け身を棚に上げて、相手にリードされたい願望
どうやら千尋さんは恋愛経験がないことを引け目に感じていて、なかなか積極的な行動に出られない様子。そして、相手が少しでも自分に興味がない素振りを見せると、もうこれ以上進展はないと諦めてしまい、なかなか長期に渡って関係を築けないようでした。

でも実際は、彼女から会話を始めたり、デートの提案をしたりといった積極性がなかったことから、男性側に脈がないと思われて連絡が途絶えてしまったケースも多かったと思います。
それを伝えると「でも、男性って自分の好きな女性には、積極的にアタックしますよね?」と、不思議そうにおっしゃるので「確かに、
好きな女性に積極的にアタックする男性もいますが、そうじゃない人だってたくさんいますよ。例えば友人関係でも、自分ばかり誘っていては疲れてしまいませんか? 男女の関係だって、人間関係の一つなんですから、相手にばかり期待していては続きませんよ」とお伝えしました。
恋愛経験のなさから生まれる「男性はこういうもの」という思い込み
千尋さんは女子校育ちだったこともあり、男性と自然に関わる機会が少なかったようです。そのため、「男性は好きな女性には自分から積極的にアタックする」「デートは男性がプランを立てるもの」「自分から連絡してこないということは、もう私には興味がない」など、思い込みがあるようでした。
そこで、千尋さんには「今後は、男性との付き合いについて少し柔軟に考えてみませんか。千尋さんが
また会いたいと思ったら、自分から積極的に連絡をしてみるのはどうでしょうか」と提案しました。
千尋さんは「今までは、男性はこういうものだと決めつけていた気がします。これからは、自分の気持ちを言葉や行動で示すようにしてみます」と、話してくれました。
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