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山奥の廃屋で保護された“人に怯える子猫“。すっかり甘えん坊になった現在の姿にほっこり

家族だけに見せる甘えん坊な姿が可愛い

 その後、すっかり甘えん坊になったルールーちゃんはリラックスしすぎて、膝でおねしょをしてしたことも。  kaoruさんのストーカーになり、お昼寝や日向ぼっこをする時でも「同じ部屋にきて」とアピールするようにもなりました。 「ひとり違う部屋で寝て、起きた時に誰もいないと不安になるのか、大声で必死に鳴きます。行ってあげると、小さな声で『メェー』と細く鳴き、グルグル言うのが悶えますね」
ルールーちゃん

人の肩に乗って部屋から部屋に移動するのが好き

 その一方、家族以外には警戒心MAX。お客さんが来ると逃げ、気配を消します。  家族にだけ心を許すルールーちゃんはコミカルな一面を見せるのも、もちろん家族オンリー。例えば、家族がつい笑ってしまうのは、まるでクラウチングスタートのような“ドスコイ座り”。 ルールーちゃん 大人になった今でも、「やんのかステップ」を見せてくれます。 ルールーちゃん「外出する時、外から見える、うさぎさんのぬいぐるみを咥えながら鳴いて部屋を移動する姿もかわいいです」

飼い主さんの手作りスカートで「ルー村さん」になったことも!

 個性豊かなルールーちゃんは、kaoruさんお手製のスカートを着こなしたこともありました。 ルールーちゃん 実は、このスカート、ルールーちゃんの体調を気遣って作られたもの。1歳を過ぎた頃から、お腹に原因不明の脱毛が見られ、一時期、グルーミングのしすぎで痛々しくなってしまったため、kaoruさんはスカートを制作。性格的にエリザベスカラーが無理そうであったことから、負荷を与えず、お腹を守ることにしました。  すると、この姿が漫画『きょうの猫村さん』(ほしよりこ/マガジンハウス)の主人公・猫村ねこさんに似ているとフォロワーさんから言われ、「ルー村さん」と呼ばれるように。 「今は症状が少しよくなったので、スカートはなしで服薬をしながら通院し、様子見しています。ルー村さんと、かわいがってもらったあの時期もいい思い出です」
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子猫のおかげで人生が変わったと語る理由は?
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