「タダより怖いものはない」義父母からの手厚いサポートを後悔、離婚を決意した理由とは
夫の義実家と価値観が合わないというのはよくある話。
愛知県在住の唯さんは、3才になる娘を抱えるシングルマザー。
3年前に離婚し、今は実家で実の父母の助けを借りながら生活しているそうです。
「離婚を決めたのは、以前結婚していた前夫の義実家とのトラブルが原因でした。新築の家を建てる時に義母が“土地なら余っているのがあるから、そこに家を建てたらいいじゃない?”と言ってきたんです。内心、ラッキーとしか思いませんでしたが、あんなことになるなんて……」。
なんでも唯さんの前夫は、実家が好きすぎるあまり、結婚後も頻繁に家に戻ることが多かったとのこと。
嫌なことがあると実家に戻り、唯さんのほとぼりが冷めるまで帰ってこないことも多かったため、義実家の近くに家を建てることを大反対しました。
しかし、前夫の給料は手取り20万円ほどで、土地付きの家を買うのは至難の業……。その上、義実家が「お金も出すから」と言ってくれるのだから、結局義実家所有の土地に新築の家を建てたのだそうです。
「庭つき2階建ての家は夢だったので、家が建ったときは本当に嬉しかった」と唯さん。ただ、そんな喜びも束の間、待っていたのは地獄の日々でした。
家を建ててから、義母は週に1~2回家に来るようになりました。
「正直、多いなとは思っていました。でも、そもそも義実家が所有する土地で建てた家でもあるので、文句を言えませんでした
でも、ただ来るのではなく、子供のことを聞いてきたり、2人目の予定を聞いてきたり、夫婦生活が順調かを確認してきたり……。ちょうどその頃、育児ノイローゼ気味だったこともあり、2人目どころではなかった。だから、義母の無神経な発言の数々が少しずつストレスになっていったんです」
最悪の場合、離婚に発展するケースも珍しくありません。
今回の記事では、義実家との関係を理由に、離婚することとなった経験をもつ唯さん(仮名・38歳)の体験談を紹介します。
義実家から「土地が余っているから」と言われ…悲劇の始まり
週2回「元気かなと思って」と顔を出す義母に、ストレスMAX!
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