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子供をつなぐ“ひも”「ペットみたいでかわいそう」なんて言わせない!子供の“命綱”広めたい漫画家の想い

まずは子供用ハーネスの存在を広く知ってもらいたかった

――30分で目標達成はすごいですね!
「【子供の安全第一】ハーネスリュック」

「【子供の安全第一】ハーネスリュック」(画像:ヴィレッジヴァンガードオンラインストアより)

西野「クラウドファンディングをすることで話題になれば、目標が達成しなくても『知ってもらう』という目標は達成すると思っていました。というのも子供用ハーネスに賛否があるのも、子供用ハーネスの存在自体がメジャーじゃないためだと考えていたからです。まずは子供用ハーネスがあるよ、そのクラウドファンディングをやってるよということで話題になれば子供用ハーネスのことも多くの方に知ってもらえます。 でも、クラウドファンディングが達成したことで、実際に商品として使ってもらえることにもなりました。商品として世に出ることで、さらにハーネスの認知が広がる! と思いました

使っていたら「たしかに危ないもんね」と話しかけられた

――実際に商品化されて、『【子供の安全第一】ハーネスリュック』を使用した方の反響はいかがですか? 西野「この商品を使用して散歩をしていたら『たしかに危ないもんね』と話しかけられたという声を聞きました。子供用ハーネスの存在が、なぜハーネスをつけるのかという意味と一緒に伝わっていてうれしいです。私もこのハーネスをつけて息子を散歩させていたら、『こんなものあるんだね』とにこにこと話しかけられました。他にも、使って良かったというポジティブな声をたくさんいただきました
「【子供の安全第一】ハーネスリュック」

「【子供の安全第一】ハーネスリュック」(画像:ヴィレッジヴァンガードオンラインストアより)

――クラウドファンディングで目標を達成して、話題になってよかったですね! 西野子供の安全のためにハーネスを使っているのに、悲しい言葉をかけられる。まわりの目を気にして、ハーネスが使えずヘトヘトな状態で子供の散歩をしている。そんなママたちの声をなくしたい、この使命感だけで商品化までたどりつきました」
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これ以外の子供用ハーネスも、堂々と使える社会にしたい
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